WPS公認ジャパンパラ水泳競技大会、開幕。東京パラリンピック日本代表へ富田宇宙、鈴木孝幸が内定!

2021/5/28 10:00

男子400m自由形SBS11(全盲)で派遣基準をきって東京パラリンピック日本代表に内定した富田宇宙(日体大大学院) 写真・秋冨哲生

富田宇宙、鈴木孝幸が代表内定!

初日の第1レース、男子400m自由形S11で、富田宇宙(日体大大学院)が予選4分33秒26、決勝4分37秒27で派遣基準を突破。初のパラリンピック日本代表内定を獲得した。
富田は2017年に障害のクラスがS11(全盲)となり、日本のエース木村敬一のライバルとして浮上した。S13(弱視)でアジア記録をマークしつつもパラリンピック代表とはなれない期間も400m自由形をメイン種目としてきた。障害の進行とともにクラスが変わったことで大きなチャンスを得た。2019年ロンドンで開催された世界選手権の大舞台で堂々銀メダルを獲得。パラ競泳のトップの世界を肌で感じ、長く取り組んできた400mで東京へむけさらに高みを目指してきた。
「せっかく午前中良かったので午後も更新してかっこよく終わりたかったけど、リキみすぎたかな。スピードが出ている時期なので明日の自由形も予選から積極的に展開していきたいと思います」と決勝後のミックスゾーンで富田は話していた。
世界選手権からパラリンピックへ。ようやくつかんだ世界最高峰への切符だが、現在予定されているパラリンピックは普段のパラリンピックとも違う中で、逆境に強い富田がどう成長していくのか楽しみだ。

鈴木孝幸2つ目の派遣標準切りへ

男子150m個人メドレーSM4予選をスタートした鈴木孝幸(GOLDWIN) 写真・秋冨哲生

男子150m個人メドレーSM4予選で鈴木孝幸は3分51秒93というタイムだが、彼にとってウォーミングアップだった。決勝では、派遣基準を切り5度目のパラリンピック代表に内定した鈴木孝幸は、
「僕にとっては3月以来はじめての大会。ここで泳げなければパラリンピックまでひとつも泳げないで迎えることになったかもしれない。レース感をとり戻すということ、しっかりと派遣基準をクリアしたいという2つの目標があった。今回の大会でとりあえずこのくらい出したいなというのはクリアした。ベストから4秒遅いタイムだったが、黄斑の課題もわかり調整していく。今ヨーロッパ選手権も行われていて同じクラスの選手がいいタイムを出している。金メダルを掲げているが、道のりは険しい。諦めずに目指したい」と、限られた練習や試合のなかで、やれることを自分のペースでやっていく方向性を示した。

(記事・佐々木延江 写真取材・秋冨哲生)

競技紹介

${list[returnRandomCount].credit}

${list[returnRandomCount].eventName}

${returnCompetition(list[returnRandomCount].eventId)}

${list[returnRandomCount].text}

競技一覧

おすすめ情報