
日本は、2012年ロンドン五輪の女子団体で初のメダルとなる銀を獲得。16年リオデジャネイロ五輪では男子シングルスで水谷隼が銅、男子団体で銀、女子団体で銅、とメダルラッシュとなった。ここのところ、男子の張本智和や女子の伊藤美誠ら若い選手が、世界大会で頂点を独占してきた中国勢を破るまで力をつけており、東京五輪では日本勢初の金メダル獲得など、さらなる躍進が期待される。 長さ274センチ、幅152.5センチの台上で直径約4センチの球を打ち合うスピード感は必見。その速さの中で、ぎりぎりのコースを狙ったり、球に回転をかけたりと駆け引きが繰り広げられる。選手がさまざまな種類のサービスやレシーブをどう使い分けているかに注目するのも面白い。 新種目の混合ダブルスは男子選手の強い打球を女子選手が返せるか、逆に男子選手は女子選手の打球にタイミングを狂わされず打てるかがポイントとなる。