アーチェリー代表がメダル射止める
未来を切り拓くため、精鋭6人が五輪へ

5大会連続で五輪代表の座をつかんだ、ロンドン五輪・銀メダリストの古川 5大会連続で五輪代表の座をつかんだ、ロンドン五輪・銀メダリストの古川【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

 雨にも負けず、風にも負けず、東京五輪の出場切符を射止めた。  アーチェリーの東京五輪代表最終選考会が20、21日に行われ、男子の古川高晴(近畿大職員)や女子の早川漣(デンソーソリューション)ら男女の上位各3名が代表に内定した。古川は5大会連続5回目、早川は2大会ぶり2回目の五輪出場。男子の河田悠希(エディオン)、武藤弘樹(トヨタ自動車)、女子の中村美樹(ハードオフコーポレーション)、山内梓(近畿大)は初の五輪出場となる。  五輪の延期発表前は、2020年4月に静岡県掛川市で行われる予定だった。コロナ禍で大会や練習ができない時期もあった1年で心身を立て直して臨んだ最終選考会となり、古川は「一番にあるのは、感謝。いろいろな人に支えてもらいながら、ここまで来れた。昨年は大会がなく、練習もない中、妻が励ましてくれた。応援で後押しされて、ここまで来れた。感謝の気持ちが、うれしさよりもまずある」と話し、早川も「会社の方200人以上からメッセージをもらっているので、会社に良い報告ができると思ってホッとしている」と周囲のサポートに対する感謝を述べた。

強風でメンタル勝負となった最終日

最終日となる21日は雨と強風の難しいコンディションとなった 最終日となる21日は雨と強風の難しいコンディションとなった【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

 最終選考会は、2日間で5人の候補から1日1人が敗退し、3人に絞り込まれるサバイバル方式。70メートルラウンドと呼ばれる競技で、70メートルの位置から1エンド4分間で6本を射ち、12エンドで合計得点を競った。2020年ナショナルチーム選手で第二次選考会通過の男女各5名が参加した。  最終日は、朝から雨が降り続き、強い風も吹く難しいコンディション。 「出だしから風に惑わされた。私の中では本当に苦しかったけど、ここで諦めたら本当に終わってしまうと思って、ぐっとこらえて、的、風と向き合ってやれた。(的の)真ん中を狙っていたけど(風で)右に流されて(風を気にせずに)真ん中を狙うべきか(風で矢が流れることを計算して)風上を狙うか悩んだ。第3、4エンドくらいで野崎剛コーチから風上を狙うべきと言われ、前半(第6エンド)が終わって『もっと風上に狙いを定めて、風上に外すくらい狙わないといけない』と言われて、狙いを再確認した」  女子で早川に次ぐ2位となった中村は、強風に揺らいだメンタルを立て直して戦っていたことを明かした。  男子では、二次選考会で5位と低調だった河田が「風がすごく強かったけど、僕のシューティングは速く打つのが中心。それをできたのが良かった。(序盤は順位が低かったが)みんなが風を読むのに必死だったと思うので、点数が伸びるか伸びないかよりも、自分の打ち方ができるかどうかという感じだった」と初志貫徹でテンポよく的を射て健闘。第1日、最終日ともにトップの成績で勝ち残った。

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