東京オリンピック・パラリンピック延期後の日程を更新しました。聖火リレーの日程は公式情報が発表され次第更新します。

悔いなく走り抜けたタカマツの絆
高橋礼華、「幸せ」な競技生活を終え引退

高橋「やり切った」と引退を発表

会見は高橋礼華(写真左)と松友がそろって行われた 会見は高橋礼華(写真左)と松友がそろって行われた【写真:アフロスポーツ/日本ユニシス】

 悔いなど、あるはずがない――松友美佐紀が見せたわずかな微笑みに、2人で築いてきたものへの誇りが垣間見えた。  バドミントン日本代表で、2016年リオデジャネイロ五輪・女子ダブルス金メダリストの高橋礼華/松友(日本ユニシス)が19日にオンライン形式の記者会見に臨み、高橋が8月末をもって現役を引退することと、それに伴うペアの解消を発表した。  新型コロナウイルスの感染拡大に伴った活動自粛期間が明けた6月、チーム練習が再開した際に松友に引退の意向を伝えたという高橋。「自粛期間に自分の気持ちと向き合う時間が多い中で、やり切ったなと思いました。来年の東京五輪に、もし大逆転で出られたとしても、金メダルを取れるかと思ったときに、あと1年は厳しいなと思った。(応援してくれる)家族やファンには申し訳ないけど、自分の気持ちを固めて松友やスタッフに話そうと考えて決断しました」と経緯を説明した。  聖ウルスラ学院英智高校時代から13年にわたってペアを組んだ松友は「(古くは小学生の頃に知り合い)ここまで長く同じ目標を持って頑張れるパートナーになるとは想像もしていなかった。本当に幸せな人生だと思う」と感謝。今後は、混合ダブルスに専念して現役を続ける。 (映像提供:日本ユニシス)

日本女子ダブルスを引き上げた2人の功績

日本バドミントン界に、初の金メダルをもたらした2016年のリオ五輪。今や、世界屈指の層の厚さを誇る日本女子ダブルスとなった 日本バドミントン界に、初の金メダルをもたらした2016年のリオ五輪。今や、世界屈指の層の厚さを誇る日本女子ダブルスとなった【写真:ロイター/アフロ】

「タカマツ」の愛称で知られる2人は、16年のリオ五輪以降は、年齢的にピークを超えるであろうと思われる中、2020年東京五輪での連覇を目指していた。しかし、タカマツの金メダル獲得を見て、世界の頂点を目指す意識を強めた後進の成長は目覚ましく、出場権獲得争い(現在は中断)では、福島由紀/廣田彩花(丸杉ブルビック)、永原和可那/松本麻佑(北都銀行)に大きく差をつけられた日本勢3番手。同一国から出場可能な最大2枠に入るのは極めて難しい状況に立たされていた。  東京五輪が1年延期となり、中断した五輪レースは21年1月に再開する予定で、わずかながら目標達成の可能性が残されている中で挑戦を終えることになる。しかし、高橋は「やり残したことは本当にないです。やり残したことがあったら、この決断はできないと思います」と話すなど、何度も悔いがないことを強調。松友も「私たち2人のことに関しては、悔いなど、あるはずがないです」と力強い言葉で同調した。  2人の最大の功績は、16年の金メダル獲得だ。08年北京五輪4位の末綱聡子/前田美順、12年ロンドン五輪銀メダルの藤井瑞希/垣岩令佳といった先人の挑戦を継いで、日の丸を最も高いところへ掲げた。  14年に日本勢で初めて世界ランク1位になるなど、世界で勝ち続ける姿は、後輩たちを刺激。いまや福島/廣田、永原/松本の両ペアが世界選手権の決勝戦を2年連続で戦うほど、女子ダブルスは層の厚い種目となった。タカマツもリオ五輪後、世界ランク1ケタをキープし続けていたが、常勝ペアの印象が強かったリオ五輪までと比べれば、苦しみの方が目立った。

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