東京オリンピック・パラリンピック、聖火リレー延期後の日程を更新しました(9/30)。聖火リレーの市区町村ごとの日程やルートについては、正式発表後に更新します。

withコロナ時代の五輪観戦どうあるべきか
スポーツ文化前進のチャンスはここにある

withコロナ時代で大きく変わるオリンピック観戦、それはスポーツ文化が大きく前進するチャンスでもある withコロナ時代で大きく変わるオリンピック観戦、それはスポーツ文化が大きく前進するチャンスでもある【写真は共同】

 新型コロナウイルス感染症は、スポーツファンの日常を大きく変えてしまった。東京オリンピックは本来、2020年7月24日に開幕する予定だった。しかし1年後への順延が発表されている。  プロ野球、Jリーグの公式戦は対策を施した上で再開にこぎつけており、7月10日からは数を限定しつつ観客を入れている。しかしコールや歌、一部の動きが制限されており「声で選手を後押ししたい」というファンの願いは果たされていない。  その一方で「必要は発明の母」という金言もある。望ましくない変化の中にも、スポーツ文化を前進させるヒントがきっとある。テクノロジーの進歩は日進月歩で、上手くマッチングできれば課題解決の方策も見つかるはずだ。

Jリーグ、プロ野球などでの実践例

プロ野球・ソフトバンク戦で登場したロボット応援団、そのシュールな様子が大きな話題となった プロ野球・ソフトバンク戦で登場したロボット応援団、そのシュールな様子が大きな話題となった【写真は共同】

 実際に短い間で様々なチャレンジが行われていた。その一例が事前に録音したサポーターの音声、映像を流す工夫だ。ジュビロ磐田はヤマハの開発による、高度なリモート応援システムを導入していた。歓声や拍手、ブーイングなどを選んでスマホアプリのボタンをタップし、操作の数を実際の音量に反映させる機能だ。  福岡ソフトバンクホークスによるPepperくん、四足歩行型ロボット「Spot」の集団応援はシュールな絵面が話題となり、話題となった。その技術も高度に違いないが、何よりユーモア感覚が野球ファン以外にも刺さった。  スポーツビジネスの「中の人」が取り組むべき課題はシンプルだ。まず現場にいるファンをどう楽しませるか、次にテレビ、Webで試合を楽しむファンにどう「リアル」を伝えるかだ。  テクノロジーの活用は、コロナ禍の以前から変わらない命題だ。ただし今はその重要性が大きく上がっている。 「ファンの作り出す雰囲気が選手を後押しする感覚」はライブ観戦の醍醐味だ。選手のプレーとスタジアムの空気感ならば、映像と音である程度はお茶の間に伝えられる。しかしファンの気持ちをディスプレイの向こう側に伝える手段はなかなかない。  生声を発しにくい状況下で、スマホのようなガジェットを介在させて音響システムを作動させ、サポーターの思いを伝える磐田の仕組みは興味深い。スタジアム、アリーナと外をつなげる発想は一つのヒントになる。

テクノロジーが生み出す次のステップ

バスケットボールの代表戦ではVRを使った観戦がすでに試されていた バスケットボールの代表戦ではVRを使った観戦がすでに試されていた【写真は共同】

 テクノロジーを用いて双方向性を生み出せれば、スポーツエンターテイメントは次のステップに向かうことができる。それは現場に来られる人、来られない人をともに利する仕掛けだ。もちろんスポーツの楽しみ方は人それぞれで、ひとりでじっくり見るニーズもある。とはいえ応援を通して試合に「参加したい」というマインドを持っているファンは多い。  Bリーグは「B.LIVE」と題する次世代型ライブビューイングを、過去2回のオールスターゲームで行った。これは新世代型アリーナの増えた未来に向けた試金石として開催された。各クラブがファンを集めてアウェイ戦のライブビューイングを行い、収益化する目算があったと聞いている。  選手とつながる一つ手前に「仲間同士のつながり」がある。Webはファン同士をつなぐ有用なツールだ。同じチームを応援している仲間が集えば連帯感、共感が自然と生まれる。喜怒哀楽が刺激し合って増幅して、それぞれが試合に没入する空気が生まれる。そもそもスポーツビジネスはコミュニティ作りの側面が大きい。その場にいる心地よさがあるからこそ、ファンはリピーターになる。  選手の後押し、つながりという意味では投げ銭も一つの方法だ。チャット機能などでファン同士が思いを共有するやり方もある。またBリーグの島田慎二・新チェアマンは、アバター(キャラクター化したファンの分身)をライブ配信に映し出すアイディアを明かしていた。そういった中継動画配信の新機軸は、アリーナやスタジアムの演出にも還元できる部分がある。

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