東京オリンピック・パラリンピック、聖火リレー延期後の日程を更新しました(9/30)。聖火リレーの市区町村ごとの日程やルートについては、正式発表後に更新します。

技―WAZA―

五輪金メダル最有力の空手演武
喜友名諒、魂の「アーナンダイ」を動画で

動画提供:朝日新聞デジタル 「アーナンダイ」  形名(かためい)を告げる鋭い掛け声とともに魂の入った演武が始まる。初めて五輪競技に入った空手の男子形で、「最も金メダルに近い」と評されるのが喜友名(きゆな)諒(28)だ。  形は、相手がいる組手と違い、選んだ形を1人で披露し、その完成度を競う。沖縄に生まれ、劉衛流龍鳳会に所属する喜友名が得意とする形が、「アーナンダイ」だ。  多種多様な流派が集う空手界にあって、劉衛流の代表的なアーナンダイは、国内大会では認められていない。それが、世界空手連盟(WKF)のリストに入ったため、国際大会で使えるようになった。

世界選手権3連覇、もたらす

「アーナンダイ」を演武する喜友名諒 「アーナンダイ」を演武する喜友名諒【提供:朝日新聞デジタル】

 昨年11月、スペインであった世界選手権で、喜友名はこの形で決勝に挑み、3連覇を達成した。旗判定から点数制(最高10・0点)に変わった形では、7人の審判員の上下2人ずつを除いた3人の合計点で競うようになった。喜友名はアーナンダイでも常に28点以上の高得点を出しており、「試合を重ねるごとに、自分のものになってくる」と手応えを感じている。  始祖が中国・清朝の武官養成所首席師範だったという劉衛流には、中国拳法の原理が顕著に出ている。アーナンダイでは「貫手(ぬきて)」と呼ばれる指先を真っすぐ伸ばして相手の急所を突く技が多用されている。  加えて他流派と違うのが防御と攻撃を一体化したジグザグな足の運び。形の攻撃の場合は正面に出るのが普通の動きだが、まず攻めてきた相手の動きを斜め前に出ながら受けて、そこから間髪入れずに攻撃に転じ、すかさず貫手に。動き一つ一つに、意味が込められる。  ゆっくりした動きから急に早くなる「間」と、技への思いの強さが喜友名の持ち味だ。「自分たちは劉衛流を元々練習している。本物」。仮想の相手との攻防を表現する姿は、映像などの見よう見まねで防御と攻撃が同じリズムになる外国選手らとは明確に違う。

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