東京オリンピック・パラリンピック、聖火リレー延期後の日程を更新しました(9/30)。聖火リレーの市区町村ごとの日程やルートについては、正式発表後に更新します。

連載:未来に輝け! ニッポンのアスリートたち

東京五輪での金メダル獲得を狙う相馬勇紀
土台にある「自分を信じる力」

 2020年東京大会そして世界に向けて、それぞれの地元から羽ばたくアスリートを紹介する連載企画「未来に輝け! ニッポンのアスリートたち」。第51回は東京都出身、サッカーの相馬勇紀(そうま・ゆうき)を紹介する。

“国内組”のサバイバルでアピールに成功

チーム全体がふがいない出来に終始するなか、相馬は存在感を見せつけた チーム全体がふがいない出来に終始するなか、相馬は存在感を見せつけた【Getty Images】

 東京五輪アジア最終予選を兼ねた1月のU-23アジア選手権。すでに出場権を手にしている日本は1勝もあげられず、グループステージ敗退を喫した。  五輪の男子サッカーには、3人のオーバーエイジを除いて23歳以下という年齢制限がある。この年代では今や久保建英、堂安律、冨安健洋など10人以上の選手が欧州でプレーしているが、シーズン真っ只中のため、“海外組”を招集できなかった。  それゆえ、この大会は五輪のメンバー入りを懸けた“国内組”のサバイバルと位置付けられたが、森保一監督へのアピールに成功した者はいなかった、ただひとりを除いては――。  チーム全体がふがいない出来に終始するなか、存在感を見せつけた選手が名古屋グランパス所属のサイドアタッカー、相馬勇紀である。  ウイングバックと呼ばれるサイドのポジションで、一瞬のスピードで相手を振り切り、ゴール前に何度もボールを放り込む。相手との1対1の勝負をほとんど制した突破力は、記者席から見ていて頼もしい限りだった。  シリアとの第2戦では、左サイドからドリブルで中央に進入し、ミドルシュートを放った。これは相手DFに防がれたものの、こぼれ球を再びシュートに持ち込み、ネットを揺らした。  五輪の出場権を勝ち取るため、死に物狂いで向かってきた相手に気圧されるチームメートが多いなか、なぜ、相馬は普段どおりのプレーを披露できたのか――。

五輪は「ターニングポイント」

相馬にとって東京五輪は「優勝したいというか、優勝する大会」 相馬にとって東京五輪は「優勝したいというか、優勝する大会」【Getty Images】

 答えらしきものを聞けたのは、日本が大会から姿を消して1週間後のことだった。  所属クラブのキャンプに合流した相馬に「東京五輪は自身にとって、どんな大会なのか」と尋ねると、相馬はきっぱりと言ったのだ。 「自分にとってターニングポイントになる大会かな、と思います。もちろん出たい思いもありますけど、それ以上に、優勝しよう、優勝したいというか、優勝する大会だと思っています」  東京五輪の登録人数はわずか18人。オーバーエイジを除くと15人。そのほとんどが海外組になることが予想され、国内組で選出されるのは、おそらく4、5人だろう。  U-23アジア選手権に出場した選手の多くがその4、5人に入ることを目指すなかで、相馬は五輪本大会での優勝を目標にしていた――。自分がメンバーに選出されるのは当然だと言わんばかりに。  自分を信じる力、とでも言うのだろうか。こうした相馬の資質を感じたことが昨シーズン中にもあった。

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