2020チケット追加抽選の注意点は?
思わぬ「落とし穴」にハマらないために

 2020年東京五輪チケットの「第1次抽選の追加抽選販売」が8月8日未明よりスタートする。5月に申し込みがあった第1次抽選とは何が違うのか。注意すべき点は何なのか。まとめてみたい。

対象競技は「20」 決勝戦のチケットも

追加抽選の対象となる競技・種目一覧
追加抽選の対象となる競技・種目一覧【画像:スポーツナビ】

 販売対象競技はサッカー、陸上、体操など20競技・170セッション。予選や順位決定戦だけでなく、決勝や3位決定戦といったメダルが決まるセッションも多くの競技で対象となっている。約68万枚が用意され、対象セッションの全席種を売り出す。詳細は公式販売サイトで確認できる。

 チケットは「セッション」と呼ばれる各競技の開催日・時間帯ごとに販売される(下図の赤枠で囲われた部分が「1セッション」となる)。申し込み上限は予選等のセッションが6枚、メダルセッションが4枚。これは第1次抽選と同じだ。チケットの種類は「一般チケット」と「車いすユーザーチケット/同伴者チケット」の2種類で、2020円で売り出され話題となった「東京2020みんなで応援チケット」の販売は終了している。

赤枠で囲われた部分が「1セッション」となる
赤枠で囲われた部分が「1セッション」となる【画像:スポーツナビ】

 約416万人。今回の追加販売で申し込みの権利を有する人数だ。第1次抽選で1枚も当選しなかった人が対象で、少なからず1枚は当選した人(購入手続きをしなかった人も含む)や、そもそも第1次抽選に申し込んでいない人は対象外となる。

 約68万枚をかけて416万人が争奪戦を繰り広げるとなると、仮に416万人全員が1枚だけ申し込んだとしても当選倍率は約6.1倍。今回も激戦は必至と言えそうだ。

自動的に落選も……申し込み時に気を付けたいこと

 抽選は『東京2020オリンピック公式チケット販売サイト』より応募する。第1次抽選で使用した「TOKYO 2020 ID」でログインし、申し込みを行う。新たにIDを取得するなど、第1次抽選時と異なるIDで申し込んだ場合は、自動的に申し込みが無効となる。

 第1次抽選と大きく異なるのは、「第1希望を1セッションのみ応募できる」点。第1希望で2セッション以上応募した場合は、こちらも自動的に落選となるので注意だ。

 ただし、第1次抽選と同様に「第2希望サービス」をオプションとして加えることができる。第1希望と別のセッションの設定を行う形だ。大会組織委員会によると、第1希望の申し込みを進めていくと、「第2希望を追加する」ボタンが出現するという。

 有効・無効それぞれの申し込み例は以下の図の通り。

有効な申込例
有効な申込例【画像:スポーツナビ】

無効となる申込例
無効となる申込例【画像:スポーツナビ】

 また、希望の席種が外れても1つ下の席種が抽選対象になる「カスケードサービス」も第1次抽選に引き続き適用されているので、当選チャンスを広げるためにも積極的に使っていきたい。

 注意したいのが、システム上の都合により、抽選対象外の人でも途中で弾かれることなく、申し込み手続きを完了できてしまうことだ。大会組織委員会によれば、今回の抽選で使うシステムは第1次抽選のときと全く同じであることに起因している。とはいえ、最後まで申し込んでも当選することはなく、思わぬ「落とし穴」にハマるといった感じだが、まずは自身が今回の対象者に入っているかどうかを慎重に確認してほしい。

今後の販売スケジュールは?

 追加抽選は8月19日(月)の午前11時59分で終了。初日と最終日はアクセス集中が想定されるため、余裕を持って申し込みたい。また、大会組織委員会によると、5月の第1次抽選では携帯電話を使いやすい朝夕の通勤・通学時間帯や、多くの会社が昼休みとなる12時台、夜は22〜24時の間の時間帯でアクセスが集中する傾向があったという。お盆期間を挟むとはいえ、まずは上記以外の時間でチャレンジするのがベターか。

 抽選結果は9月11日(水)に発表予定。当選者の購入手続きは同日から24日(火)の23時59分までとなっている。

 なお、秋には再び全ID登録者が対象の第2次抽選があり、来春にも街なかにチケット販売所が開設されるなど、仮に今回の追加抽選で「全滅」となっても生で五輪を見るチャンスは残っている。また、パラリンピックも8月中に第1次抽選が始まる予定だ。

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