五輪チケット、当落判明後にすべきことは
抽選結果の“なりすましメール”にも注意

東京五輪の観戦チケットの抽選申し込みの結果が20日に発表。当選者、落選者、それぞれが次に取るべき行動とは? 東京五輪の観戦チケットの抽選申し込みの結果が20日に発表。当選者、落選者、それぞれが次に取るべき行動とは?【写真:西村尚己/アフロスポーツ】

 2020年東京五輪観戦チケットの抽選申し込みの結果が20日、発表された。抽選結果は、公式販売サイト内の「マイチケット」で確認できる。  同日中には、大会組織委員会から結果通知メールも配信される。ドキドキしながら開封する人も多いだろうが、一息ついて慎重に確認したい。大会組織委員会からのメールには、詐欺防止などの観点から専用サイトへのURLは記載されない。もしそうした情報が記載されている場合は、詐欺サイトなどへ誘導する“なりすましメール”である可能性があり、大会組織委員会が注意を呼びかけている。結果確認は、販売サイトに直接アクセスして行うのが確実だ。

 晴れて当選した人は、期日までに購入手続きを済ませる必要がある。落選した人も、今のうちに次の購入機会を確認したいところ。そこで、当選発表後の手続きや以後のチケット販売の流れをまとめた。

当選分は一括支払い、キャンセル不可

 当選者は、7月2日23時59分までに販売サイト上で購入手続きを済ませなければならない。当選したチケットのキャンセルはできず、当選分の全額を一括で支払う必要がある。購入手続きの前に、口座残高およびカード利用限度額を確認しておいた方が良いだろう。  購入手続きで必要なのは主に以下の3つ。 (1)来場予定者の氏名・連絡先の登録  当選したチケット分の来場予定者の氏名・連絡先を登録する。来場予定者の変更は競技開催当日まで可能で、販売サイト上で修正できる。なお、入場時や会場内で来場者の本人確認を求められる場合があるので、購入手続き後に来場者が変わった時は、合わせて登録情報の修正もお忘れなく。 (2)チケットのタイプ・配送先の登録  チケットの受け取り方法は、以下の3種類ある。 ・モバイルチケット…スマートフォンやタブレットなどでチケットを表示させる。手数料無料。 ・ホームプリントチケット…自身でチケットをプリントアウトする。手数料無料。 ・紙チケット…印刷済みチケットが配送される。別途手数料として、チケット1枚につき発行手数料324円(税込)、配送1件につき配送料864円(税込)がかかる。 (3)支払方法の選択  支払い方法は「VISAカード決済」と「コンビニエンスストアでの現金決済」の2種類から選択する。先述のとおり、当選したチケットはキャンセルできず、全額を一括で支払わなければならない。それぞれの詳細は以下のとおり。 ・VISAカード決済…使用できるクレジットカードはVISAカードのみ。手数料は無料。 ・コンビニエンスストアでの現金決済…セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマートで手続き可能。支払い手数料として1件につき432円(税込)がかかる。なお、現金決済は支払い金額が30万円未満(税込)の場合のみ。30万円以上の場合はVISAカード決済のみとなるので注意したい。

次のチケット購入機会はいつ?

 昨夏の時点では抽選販売が複数回行われる可能性も示唆されていたが、現時点で発表されている次のチケット購入機会は、今秋頃に予定されている先着順販売となる。

2020年東京五輪 抽選結果発表後のチケット販売の流れ 2020年東京五輪 抽選結果発表後のチケット販売の流れ【画像:スポーツナビ】

 先着順販売は、今回の抽選販売と同様にインターネットのみでの受付となり、申し込みには「TOKYO2020 ID」が必要となる。今回の抽選に参加せず、まだID登録が済んでいない人は、次回の購入チャンスに向けて事前に登録を済ませておくと、以後の手続きがスムーズだ。

 その後は、2020年春以降に都内に設置予定の販売所で購入が可能になり、同時期にチケットを定価で転売できる公式サービス(リセールサービス)も開始予定となっている。  特にリセールサービスについては不正転売を防止する役割が大きい。今月14日にはスポーツや音楽イベントなどの興行チケットの不正転売を禁止する「チケット不正転売禁止法」が施行。大会組織委員会も公式販売チャネル以外でチケットを購入しないよう呼びかけている。高額転売や詐欺被害に遭わないために、購入者側も正規の販売ルートを事前に把握する必要があるだろう。  今回の抽選に外れたからといって、東京五輪のチケットを手にするチャンスがなくなったわけではない。先述した購入方法以外にも、旅行代理店による公式観戦ツアーの抽選受付がすでに始まっている。最新情報に目を凝らしながら、次の購入機会を逃さないようにすることが、試合会場で生観戦するための近道となる。

関連リンク

スポーツナビ

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

おすすめ情報