東京オリンピック・パラリンピック、聖火リレー延期後の日程を更新しました(9/30)。聖火リレーの市区町村ごとの日程やルートについては、正式発表後に更新します。

武井壮、パラアスリートは「すごい!」
ブラサカ体験で感じた積み重ねの大事さ

ブラインドサッカーに挑戦した武井さん ブラインドサッカーに挑戦した武井さん【スポーツナビ】

 ゴールキーパー以外はアイマスクをつけてプレーする視覚障がい者のスポーツ、ブラインドサッカー。フットサルと同じ大きさのコートで、音が出るボールで得点を競う。競技の特徴の一つに、視力のある監督やガイド(ゴール裏に位置するサポーター)が選手に声を掛けてボールや敵味方、ゴールの位置を知らせる点がある。そのため、ポイントとなるのはコミュニケーション。選手間だけでなく、ベンチとの信頼関係が重要な意味を持っている。  スポーツナビは、陸上・十種競技の元日本チャンピオンでタレントの武井壮さんがブラインドサッカーを体験するNHKの取材現場に同行。武井さんにブラインドサッカーをプレーして感じたことや魅力を聞いた。

暗闇の中で感じる味方の存在

見えないボールに苦戦しながらも、懸命なドリブルでゴールを目指していた 見えないボールに苦戦しながらも、懸命なドリブルでゴールを目指していた【スポーツナビ】

 ブラインドサッカーの練習を初めて見て、選手の皆さんが実際に見えているかのようにドリブルをし、パスを出し、トラップしてシュートしているのが信じられませんでした。僕も体験してみると、初めはボールが足元に収まる感覚がなく、たまに聞こえてくるボールの音にウロウロするしかできなかったですね。  まず目隠しをした時の恐怖感。少し動いただけで、自分がフィールドのどこにいるのか、壁がどこにあるのか全く分からなくなるんです。暗闇の中で、突然「チリリッ」という音とともにボールが現れる。最初はそれが本当に怖かったですが、日本代表の加藤(健人)選手に教えてもらって、仲間の声をまず聞く。そして、ボールの音やガイドの人の声で自分の場所、ボールやゴールの位置を知る。そうした仲間とのコミュニケーションによって、だんだんとフィールドの絵を頭の中にうっすら浮かべることができました。  さらに、仲間たちがどこにいるかを“点”で感じられるようになり、ボールの動きも何となくですが感じられてくるんです。ボールは「ツゥーー」と線を引くように近づいてくる感覚。今回、2人でチームを組みましたが、点と点の間をボールが線を描いて行き交っているようなイメージでした。最後に3人でチームを組んだ時は、三角形の中をボールが行き来して、声を掛けると僕の方に矢印がスッと向く。そんな感覚でした。  シュートする際は、ゴール裏にいるガイドさんの声をもう一つの“点”として結んで、そこに向かってシュートを打つことに集中しました。ゲームの最後にワンプレーだけそれが形になり、ゴールできて良かったです。ただ、ゴールを決めた感覚はまるでなかったんですけどね(笑)。見えてないから!!(笑) 芯を蹴れた気がしましたが、どこにボールが飛んだのかは正直言って分からなかったです。そうしたら、みんなから「ワッー」と歓声が上がったので、「入ったの? 誰か入れたの? 俺?」みたいにびっくりしました。今回のゴールは半分偶然ですね(笑)。  ブラインドサッカーは、ゴールを決めることだけが達成感ではなく、最初にあった恐怖心を拭い、ボールに向かって走って行けたこと、相手の気配を察知してディフェンスができたこと、そういう1つずつを積み重ねてひたすら成長を感じられるんです。それってまさにスポーツの醍醐味ですよね。

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